富士登山初心者のリーズナブル装備実践記(下山編) [スポーツ]
標高3,776mの剣ヶ峰
無事、ご来光を拝め、目的達成の充実感
1日の内で日の出前が一番気温が低いんですが、
どんどん暖かくなってきます。(太陽の力はすごいなぁ)
景色も広がります。清々しい気分の中、どうも息子の様子がおかしい
どうやら高山病に罹っているようで、頭が痛いらしい。
九号五勺位で既に頭が痛かったらしいが、ここまで来てリタイヤしたくないらしく
黙っていたようです。
(友人が何人か富士登山チャレンジしているが、成功者は0らしく、
なんとか登りきりたかったとのこと)
気持ちは分からなくもないが、高山病はあまり無理すると死に至る
恐ろしい物と聞いたことがあります。
少し様子をみようと思い、休憩&朝飯としました。
残された食料はカップラーメン
そう、この登山によって気圧の変化を感じさせるもう一つの方法として
沸点の違いを肌で感じさせようと購入したバーナー等々
シェラカップを購入しようか迷った挙句、代替え品のアルミホイル鍋
を思いつき、¥100均で購入
お湯を沸かすだけなら充分です。(これなら、インスタントラーメンも作れたかな?)
沸騰したお湯をカップラーメンに入れ待つこと3分間
芯の有るカップ麺と思いきや、食べると結構行ける!!
????・・・単純に腹が減っていただけのようです。
食後のコーヒーを堪能しながら、息子の回復を待つがやはり無理なようです。
剣ヶ峰とお鉢巡りを諦め、下山することにしました。
下山ルートは御殿場口からです。宝永山経由で富士宮口に戻れます。
急勾配な富士宮口と比較すれば、緩斜面に感じられる。
標高が下がるに連れ、息子の体調も回復の兆しに有るようです。
晴天の中、やっと景色を楽しむ事ができました。
(弾丸ではなく、景色を楽しみながら登山するのも悪くないでしょうね。)
八合目からようやく山小屋があります。
ベンチに腰掛け、休憩しながら気圧の変化に体を慣らします。
ちなみに御殿場ルートのトイレは¥300円の様です。
御殿場ルートを選んだ理由の一つに、大砂走りを体験出来る事があります。
大砂走り=足首まで埋まる=靴の中に石が入って痛い
ということで、こんな物を用意してみました。
¥100均で見つけたんですが、農作業用の靴カバーです。(靴裏を汚さない目的の物らしい)
いざ、耐久試験開始!
で、こんな感じになりました。若干の穴は空いてしまいましたが、
使い捨てで考えれば上出来かな?
スポーツ用品店でレッグカバー購入すると
¥3,000~¥4,000位します!
大砂走りを少し満喫し、宝永山方面へ
人生2度めだが、この宝永山の噴火口近辺の景色は圧巻です。
この景色を見せたくて息子を連れてきたと言っても過言ではありません。
宝永山の荒々しい景色を満喫しながら迂回路へ
先ほどまで快晴だった頂上付近が・・・
山の天気は変わりやすい!
ということで、大事もなく無事富士宮口5合目迄戻ってこれました。
比較的リーズナブル(2人で¥8,229)に富士登山を満喫することができました。
1日楽しませてもらったお礼に、入山料はしっかり納めました。
(¥1,000×2人分)
いつまでも、この素晴らしい世界の宝を、維持管理してもらいたいものです。
最後に今回のリーズナブル登山の持ち物反省点
①小銭(¥100)は多く持っていったほうが良い。
(お金入れないと、トイレ入れません。)
②杖はあったほうが、良い。
(金剛杖よりも軽いストックの方が良いと思います。
安いもので充分だと思います。)
の以上2点です。
(幸いなことに、雨に振られることもなく、雨具の使用は
ありませんでしたので、ホームセンターで
購入したレインウエアがどこまで使えたかは分かりません。)
今回、不参加の次男を連れて、数年以内に再登山することに成るかもしれません。
(本人が希望すればだが・・・)
その時には、より完璧なリーズナブル登山を実践してみたいと思います。
2014-10-02 23:30
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